国際技術協力

◆国際技術協力の推進

    世界各地で自然災害は頻繁に発生しており、世界が共に取り組む課題となっています。とりわけ、豪雨をはじめ、台風、地震、火山噴火等に伴う土砂災害は多くの人命、財産を奪い、緊急、復興、防災(減災)の各段階における協力や交流が必要となっています。
    当センターは、砂防技術(ハード及びソフト対策)を通し、世界の人々の安全・安心を目指して活動しています。

1.国際会議への参加、情報交換
国内外で行われる国際会議 に定期的に参加し、技術情報を収集・発信しています。
【近年の主な会議】
環太平洋インタープリベント2018(新潟)
2018年日・韓砂防交流会議
2017台日砂防共同研究会
2016台日砂防共同研究会
流域土砂管理に関する国際会議(台湾,2016)
インタープリベント2016(スイス)
第9回日伊土砂災害防止技術会議(イタリア,2015)

2.海外土砂災害調査
海外の大規模災害時、ニーズアセスメント調査や復興支援調査を行っています。
【過去の土砂災害調査】
スラウェシ地震(インドネシア,2018)
アンボン島の天然ダム決壊(インドネシア,2013)
ジャワ島中部地震及びムラピ火山噴火(インドネシア,2006)
マヨン火山泥流(フィリピン,2006)
韓国土砂災害調査(韓国,2006)

3.研究
世界各地域の減災対策の基礎研究を行っています。
【過去の基礎研究】
乾燥地砂防の基礎的研究

4.情報収集
海外の砂防技術協力活動に係る報告書等を収集・整理、技術交流のための調査団への参加を行っています。
【近年の調査団参加実績】
溶岩流対策に係る土砂管理手法の運用実態等に関する調査(アメリカ ハワイ島,2020)
米国西海岸における土砂災害対策の実態等調査(アメリカ 西海岸,2019)

5.国際砂防ネットワークの共同運営
国際砂防協会が運営するホームページ(http://www.sabo-int.org/)を共同で運営し、世界各国へ技術情報を発信しています。

6.国際協力機構(JICA)が行う技術協力に対する支援
当センターは、JICAから研修コースの実施・運営を受託し、また調査団や専門家派遣に協力しています。
6-1 JICA研修員受入事業へ実施
「火山学・総合土砂災害コース」は、1989年「国際防災の10年」を契機に開設され、その後2005年に「防災協力イニシアティブ」の具体的取組みの一つとされ、2012年までの23年間に亘って28ヶ国から199名の研修員を受け入れました。その後を受けて2014年から2019年にかけて「土砂災害防止マネージメント」、2021年からは「土砂災害リスク削減」の実施に協力しています。
①集団研修:火山学・総合土砂災害コース(1)(2)(3)
②課題別研修:土砂災害防止マネージメント(1)(2)
③課題別研修:土砂災害リスク削減(1)
6-2 JICA技術協力プロジェクトへの協力
    JICAからの依頼により、開発途上国の土砂災害や火山災害防止プロジェクトのための調査団員や専門家として職員を派遣し、カウンターパートの本邦研修を行っています。
・ヨルダン国乾燥地砂防プロジェクト(1)(2)
・ヨルダン国ダム堆砂対策計画
インドネシア国アンボン島での天然ダム対策緊急調査
・ブラジル国統合自然災害リスク管理国家戦略強化プロジェクト(1)(2)
・ブラジル国強靭な街作りのための土砂災害構造物対策能力向上プロジェクト(1)(2)
より過去のJICA関連海外派遣実績はこちら

7.海外研修員の受け入れ
    1984年からこれまでに、35ヶ国延べ405名の研修員を受け入れ、講義や技術指導を行っています。

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