研究開発助成

     当センターでは、砂防並びに地すべり及びがけ崩れ対策に関する技術の向上を目的として、平成4年度より「砂防・地すべり技術センター研究開発助成事業」を実施しております。
     助成の対象となるのは、砂防並びに地すべり及びがけ崩れ対策に関する技術開発および調査研究を行っており、 特に問題意識が鮮明で達成目標が具体的なテーマを持ち、優れた人材を結集し十分な遂行能力を有する大学、高等専門学校等の研究者としています。研究成果について、概要書の提出と報告会(リンク)での発表が義務づけられています。

     2022(令和5)年度は8課題が決定しました(2023(令和5)年度募集の概要(リンク))。2023(令和5)年度の研究開発助成の募集は2023(令和5)年1月に行いました(募集受付は締め切りしております)。
     
2023(令和5)年度 研究開発助成の研究課題と代表者

研究課題 代表者 所属
電極板を用いた土砂移動観測法の現地適用による検証 堤 大三 三重大学
大規模土石流の要因となる急勾配渓流における地形変化の解明と予測法開発 高山 翔揮 静岡大学
加体堆積岩山地流域における大規模出水の流出解析手法の開発 山川 陽祐 筑波大学
多様な側方流入条件を考慮した崩壊土砂による
河道閉塞形成と河川流水変化に関する予測モデルの開発
和田 孝志 鳥取大学
斜面崩壊後の経過年数や植生回復が土層厚に与える影響評価 篠原 慶規 宮崎大学
山地流域の土砂流出量予測の高精度化に向けた土壌侵食モデル適用手法の開発 堀田 紀文 東京大学大学院
デジタルツインを活用した土砂災害のソフト対策に関する研究 ハザリカ・ヘマンタ 九州大学大学院
土砂動態シミュレーションにおける
土砂生産パラメーターの定量化と不確実性評価
山野井 一輝 京都大学

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■ 過去の研究開発助成実績
最近10年の研究開発助成
最近10年より古い研究開発助成

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