近年、建設分野ではCIM(Construction InformationModeling)が積極的に採用されています。令和元年5月に、「CIM導入ガイドライン(案)第9編地すべり編」が公表されて以降、地すべり分野においても機構解析や対策計画等でCIMの活用が進められてきました。当該ガイドラインにおいて地すべり分野におけるCIMは、調査・機構解析、対策計画・設計、施工、効果評価、維持管理といった各事業段階に応じてモデルの更新や統合を順応的に図っていくことが推奨されています。
本稿では、既往の滝坂地すべりの対策効果を適切に評価し、より効果的かつ効率的な今後の事業推進に活用できる資料を目指して作成しておりますCIMモデルの活用状況についてご報告します。
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(※こちらは、機関誌『sabo』Vol.135に掲載した内容になります。)