便覧・手引き

鋼製砂防構造物設計便覧

鋼製砂防構造物設計便覧は、STCの鋼製砂防構造物委員会が編集しているガイドラインです。

1985年に初版が発行されて以降、砂防技術の進化や災害事例に対応するため5度にわたり改定しています。

最新版(令和3年)では、大規模化する土石流災害に対応するため方法や、直近の災害事例を踏まえた構造設計の考え方について追記・修正しています。

また、人工地山や小規模渓流対策など、鋼製構造物の設計上重要となる事項については、コラム形式で掲載しています。

鋼製砂防構造物

張出しタイプ流木捕捉工設計の手引き

張出しタイプ流木捕捉工設計の手引きは、STCが編集している流木捕捉工(張出しタイプ)の設計・施工に関する手引書です。

張出しタイプは、既設不透過型砂防堰堤の水通し部上流側に流木捕捉用の鋼製部材を設置する工法です。
本堤を大きく改変しなくても流木捕捉機能を付加でき、本堤と鋼製部材に隙間を設けることで水通し機能を維持できるという特長があります。

流木災害対策として国内で幅広く活用されており、英語版も無償で公開しています。

(English version)Design Guideline for Installing a Joined RigidFrame Driftwood Entrapper to Existing Sabo Facilities (PDF)

砂防ソイルセメント施工便覧

砂防ソイルセメント施工便覧は、STCが編集している砂防ソイルセメント工法のガイドラインです。
建設発生土砂を有効利用することにより、CO2排出量削減による環境負荷の低減、工事コストの縮減などが期待できます。

最新版(平成28年)では、現場施工における品質管理方法を中心に、セメント量と水量の最適配合や、粒度分布に応じた転圧タイプ・流動タイプの選定、設計基準強度や現場強度の考え方について記載しています。

砂防ソイルセメント

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